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2025.09.08

看護師の自己PRのコツ

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看護師の自己PRのコツ

自己PRは「私は○○が得意です」と主張する場所ではなく、これまでの行動→成果→応募先での貢献を筋道立てて伝える場です。ここでは、面接・書類のどちらにも使える形で、一つひとつの要素を深掘りして解説します。

自己PR:あなたの強み(能力・行動特性)を、根拠あるエピソードで示すもの。

志望動機:その強みを「なぜこの職場で発揮したいのか」の理由。
→ 面接では 自己PR(事実)→ 志望動機(適合)→ 未来貢献(展望) の流れが王道。

1. 強みを「抽象」ではなく「具体」で表す

NG例:「私はコミュニケーション能力があります」
→ 抽象的で説得力に欠けます。

OK例:「患者さんが不安を抱えていたときに、医師やご家族と情報を共有しながら安心して治療を受けられるようサポートしました。その結果、退院時にご家族から感謝の言葉をいただきました。」
OK例:「認知症の患者さんが夜間に不穏となる場面が続いたため、日中の活動量と刺激の記録を取り、家族とも情報共有。夕方の散歩導入と照明調整を提案し、不穏対応コールが週7回→週2回に減少しました。」

「どんな場面で」「どう行動し」「どんな結果につながったか」を盛り込むと伝わりやすくなります。

強みの見つけ方(棚卸しワーク

  • 直近1〜2年の業務シーンを書き出す:急変対応/退院支援/新人教育/多職種連携/感染対策/認知症ケア/終末期ケア 等
  • それぞれで自分がとった行動工夫周囲の反応学びをメモ
  • 共通項から「行動特性」を抽出:観察力・調整力・継続力・傾聴・段取り力・教育力 など

2. 数字や実績を加えると説得力アップ

自己PRは感覚的な話に終わらせず、できるだけ数字や成果を加えましょう。

  • 「1日平均10名以上の患者さんを担当し、急変対応もスムーズに行ってきました。」
  • 「新人教育を担当し、配属半年で独り立ちできるようサポートしました。」

数字を加えるだけで「この人は現場で即戦力になりそう」とイメージしてもらいやすくなります。

使える“数字”のアイデア例

  • 受け持ち患者数・受け持ち比率、平均在院日数、転倒/褥瘡/インシデントの減少、退院調整件数
  • 口腔ケア実施率、NST/ICTなどのチーム活動参加回数、教育担当人数・独り立ちまでの期間短縮
  • 面談回数、家族カンファレンス実施数、満足度アンケートの変化 など

数字が取りづらいときの代替

  • 比較表現:「同様ケースでの対応時間を従来比で短縮」
  • 質的成果:「家族の同意形成がスムーズに」「夜間のナースコールが減少」
  • 第三者評価:「師長から○○を評価」「退院時サンクスレター」
    → 定量+定性をセットで語ると伝わりやすい。

3. 自己PRは「過去」+「未来」で語る

「私はこれまで○○をしてきました」で終わるのではなく、「今後はその経験を活かして○○に貢献したい」と未来につなげましょう。

例:「これまで急性期病棟で培ったアセスメント力を活かし、御院では患者さんの早期回復に貢献したいと考えています。」

採用担当者は「あなたが今後この職場でどう働いてくれるか」を知りたいのです。

領域別の未来貢献サンプル

  • 急性期:「救急外来でのトリアージ経験を活かし、初動の情報要約と優先度判断で処置開始までの時間短縮に貢献します。」
  • 慢性期/回復期:「ADL向上の目標共有ツールを導入し、多職種での目標一致を進めます。」
  • 訪問:「服薬・栄養・口腔の三点セットで再入院予防を図り、利用者家族のセルフケア力を高めます。」

4. 自己PRは職場に合わせてカスタマイズ

同じ内容をどこでも話すのではなく、応募先の特徴に合わせてアピールポイントを調整しましょう。

  • 急性期病院なら → 判断力・対応力を強調
  • 慢性期病院なら → 長期的なケア・患者との信頼関係を強調
  • 訪問看護なら → 自立した判断力・臨機応変な対応力を強調

求人内容や病院の理念を事前に調べることで「この職場に合った人材だ」と思ってもらいやすくなります。

5. 面接での伝え方

60秒版(一次面接や自己紹介直後に)

  • 強み(結論):「私の強みは観察力と要約力です。」
  • 事例(STAR要約):「夜間不穏が続いた方に…週7→週2に改善。」
  • 未来貢献:「初期対応の標準化で処置開始までの時間短縮に貢献します。」

求人内容や病院の理念を事前に調べることで「この職場に合った人材だ」と思ってもらいやすくなります。

2分版(深掘り質問に)

  • 状況→課題→行動→結果を一段詳しく。数字・第三者評価・学びを追加。
  • 最後に「応募先の取り組みとの接点」を1フレーズ。

話し方のコツ:冒頭は結論先行、1文は短く、数字は間を空けて強調。オンラインではカメラ目線・明るさ・マイクも整える。

看護師の自己PRでは、以下を意識することが成功のカギです。

  • 抽象的ではなく、具体的なエピソードを話す
  • 数字や実績を加えて説得力を高める
  • 「過去の経験」から「未来の貢献」につなげる
  • 応募先に合わせてカスタマイズする

自己PRは「自分を売り込む場」ではなく「職場にどう貢献できるかを伝える場」と捉えると、自然で説得力のある話ができます。

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